2008年08月11日
【「働く」ことで世に通ずる全ての人へ】 日本でいちばん大切にしたい会社
![]() | 日本でいちばん大切にしたい会社 坂本 光司 あさ出版 2008-03-21 売り上げランキング : 1595 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【サマリー 】
今日ご紹介するのは、今年約230冊読んだ本のなかで、この本だけは
絶対に外せないと思った1冊、『日本でいちばん大切にしたい会社』です。
読み進めていく中で、目頭が熱くなり、こみ上げてくるものを
抑えることができなかった、『感動の経営書』です。
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本書は、「現場で中小企業研究や、がんばる中小企業の支援をする」
ことをモットーに、北は北海道から南は沖縄まで、6000社を超える企業を
訪問調査してきた著者、坂本光司さんが選んだ
「日本でいちばん大切にしたい会社」が紹介された本です。
取り上げられているのは、以下の5社。
・知的障害者の雇用率が社員の7割を超える「日本理化学工業」、
・斜陽産業である寒天業界で48年間の増収増益を達成した「伊那食品工業」、
・日本一辺鄙な場所で、世界中から求められる義肢装具をつくる「中村ブレイス」、
・北海道で地域社会に根ざし「心と心をつなぐ」経営を貫く菓子メーカー「柳月」、
・シャッター商店街という立地ながら、日本中から注文が殺到する「杉山フルーツ」
いずれの会社も、長期にわたって好業績を維持しているだけでなく、
社員も顧客も満足度が高く、そして真に世のため人のためになる
経営に長年 真摯に取り組んできた会社です。
昨今、消費期限の偽装など、語るに値しない企業の不祥事が続いています。
その一方で、私たちは本書で紹介されているような素晴らしい経営をしている
会社があることを知る機会はほとんどありません。
あるべき経営。
あるべき仕事に対する姿勢。
大切にすべきことや人。
本書は、そういった普段の生活や仕事の中で、意識して考えていないけれど、
実はとても重要なことを私たちに気づかせ、教えてくれる本です。
経営者はもちろん、どんな職業であれ「働く」ことを通して世の中に
通じている全ての人に読んでもらいたい一冊です。
----------------------------------------------------------------------
【バイブル・ポイント】
■会社経営とは「五人に対する使命と責任」
一:社員とその家族を幸せにする
所属する組織に対する満足度が高く、帰属意識の高い社員でなければ、
お客様が満足するようなサービスを提供することなど、とうていできない。
だからこそ、社員と、それを支える家族の幸せを追求し、実現することが
企業の最大の使命と責任である。
ニ:外注先・下請企業の社員を幸せにする
片方が勝ち(利益をあげる)、片方が負ける(赤字になる)というのは
健全な正しい組織ではない。誰かの犠牲のうえに成り立つ組織は正しくない。
下請け企業などに無理を押し付けることで、発注者離れ、廃業がおこった場合、
結果として一番困るのは発注者自身。だからこそ、下請け企業、そして
その社員を幸せにする使命と責任が、会社にはある。
三:顧客を幸せにする
その会社と取引をする、商品を買う、サービスを受けることによって、
お客様の心が和む、幸せになる、感動する。
その実現が企業にとって重要な使命と責任である。
四:地域社会を幸せにし、活性化する
会社の社会的貢献とは、お客様にとって、社員にとって、そして地域にとって
存在価値のある、なくてはならない会社になること。地域社会に住む人々が
幸せを感じられるような存在になる使命と責任が、会社にはある。
五:自然に生まれる株主の幸せ
株主の満足度は、上記「四人」の満足度を高めれば、必然的に発生するもの。
株主に対する使命と責任というものは、目的より、結果として実現するもの。
■目先の利益よりも継続を心がけて
・二宮尊徳の言葉(伊那食品工業株式会社 塚越会長の座右の銘)
遠くをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。
まして春まきて秋実る物においてや。
故に富有り。
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく。
故に貧窮す。
----------------------------------------------------------------------
【目次】
第1部 会社は誰のために?
第2部 日本でいちばん大切にしたい会社たち
1.障害者の方々がほめられ、役立ち、必要とされる場をつくりたい
日本理化学工業株式会社
2.「社員の幸せのための経営」「戦わない経営」を貫き、四八年間増収増益
伊那食品工業株式会社
3.「人を支える」会社には、日本中から社員が集まり、世界中から
お客様が訪ねてくる 中村ブレイス株式会社
4.地域に生き、人と人、心と心を結ぶ経営を貫いていく
株式会社柳月
5.「あなたのお客でほんとうによかった」と言われる、光り輝く果物店
杉山フルーツ
おわりに
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【著者紹介】
著者の坂本光司さんは、福井県立大学教授・静岡文化芸術大学教授等を経て、
2008年4月より法政大学大学院政策創造研究科(地域づくり大学院)教授など
多数の役職を務めている。
学術・研究活動のほか、国・県・市町・商工会議所団体の審議会や委員会の
委員なども多数兼務している。
本書の他に『この会社はなぜ快進撃が続くのか』(かんき出版)など、著書多数。
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【関連サイト】
・日本理化学工業株式会社
・伊那食品工業株式会社
・中村ブレイス株式会社
・株式会社柳月
・杉山フルーツ
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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ことをモットーに、北は北海道から南は沖縄まで、6000社を超える企業を
訪問調査してきた著者、坂本光司さんが選んだ
「日本でいちばん大切にしたい会社」が紹介された本です。
取り上げられているのは、以下の5社。
・知的障害者の雇用率が社員の7割を超える「日本理化学工業」、
・斜陽産業である寒天業界で48年間の増収増益を達成した「伊那食品工業」、
・日本一辺鄙な場所で、世界中から求められる義肢装具をつくる「中村ブレイス」、
・北海道で地域社会に根ざし「心と心をつなぐ」経営を貫く菓子メーカー「柳月」、
・シャッター商店街という立地ながら、日本中から注文が殺到する「杉山フルーツ」
いずれの会社も、長期にわたって好業績を維持しているだけでなく、
社員も顧客も満足度が高く、そして真に世のため人のためになる
経営に長年 真摯に取り組んできた会社です。
昨今、消費期限の偽装など、語るに値しない企業の不祥事が続いています。
その一方で、私たちは本書で紹介されているような素晴らしい経営をしている
会社があることを知る機会はほとんどありません。
あるべき経営。
あるべき仕事に対する姿勢。
大切にすべきことや人。
本書は、そういった普段の生活や仕事の中で、意識して考えていないけれど、
実はとても重要なことを私たちに気づかせ、教えてくれる本です。
経営者はもちろん、どんな職業であれ「働く」ことを通して世の中に
通じている全ての人に読んでもらいたい一冊です。
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【バイブル・ポイント】
■会社経営とは「五人に対する使命と責任」
一:社員とその家族を幸せにする
所属する組織に対する満足度が高く、帰属意識の高い社員でなければ、
お客様が満足するようなサービスを提供することなど、とうていできない。
だからこそ、社員と、それを支える家族の幸せを追求し、実現することが
企業の最大の使命と責任である。
ニ:外注先・下請企業の社員を幸せにする
片方が勝ち(利益をあげる)、片方が負ける(赤字になる)というのは
健全な正しい組織ではない。誰かの犠牲のうえに成り立つ組織は正しくない。
下請け企業などに無理を押し付けることで、発注者離れ、廃業がおこった場合、
結果として一番困るのは発注者自身。だからこそ、下請け企業、そして
その社員を幸せにする使命と責任が、会社にはある。
三:顧客を幸せにする
その会社と取引をする、商品を買う、サービスを受けることによって、
お客様の心が和む、幸せになる、感動する。
その実現が企業にとって重要な使命と責任である。
四:地域社会を幸せにし、活性化する
会社の社会的貢献とは、お客様にとって、社員にとって、そして地域にとって
存在価値のある、なくてはならない会社になること。地域社会に住む人々が
幸せを感じられるような存在になる使命と責任が、会社にはある。
五:自然に生まれる株主の幸せ
株主の満足度は、上記「四人」の満足度を高めれば、必然的に発生するもの。
株主に対する使命と責任というものは、目的より、結果として実現するもの。
■目先の利益よりも継続を心がけて
・二宮尊徳の言葉(伊那食品工業株式会社 塚越会長の座右の銘)
遠くをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す
それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。
まして春まきて秋実る物においてや。
故に富有り。
近くをはかる者は
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく。
故に貧窮す。
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【目次】
第1部 会社は誰のために?
第2部 日本でいちばん大切にしたい会社たち
1.障害者の方々がほめられ、役立ち、必要とされる場をつくりたい
日本理化学工業株式会社
2.「社員の幸せのための経営」「戦わない経営」を貫き、四八年間増収増益
伊那食品工業株式会社
3.「人を支える」会社には、日本中から社員が集まり、世界中から
お客様が訪ねてくる 中村ブレイス株式会社
4.地域に生き、人と人、心と心を結ぶ経営を貫いていく
株式会社柳月
5.「あなたのお客でほんとうによかった」と言われる、光り輝く果物店
杉山フルーツ
おわりに
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【著者紹介】
著者の坂本光司さんは、福井県立大学教授・静岡文化芸術大学教授等を経て、
2008年4月より法政大学大学院政策創造研究科(地域づくり大学院)教授など
多数の役職を務めている。
学術・研究活動のほか、国・県・市町・商工会議所団体の審議会や委員会の
委員なども多数兼務している。
本書の他に『この会社はなぜ快進撃が続くのか』(かんき出版)など、著書多数。
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【関連サイト】
・日本理化学工業株式会社
・伊那食品工業株式会社
・中村ブレイス株式会社
・株式会社柳月
・杉山フルーツ
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このたびは『日本でいちばん大切にしたい会社』をご紹介頂き、どうもありがとうございました。
ハヤカワ ノブ 様のブログを『日本で一番大切にしたい会社』公式ブログにて紹介させて頂きましたので、よろしければご覧下さい。
http://blog.canpan.info/nihon/archive/9
また、日本理化学工業のエピソードと、著者の坂本先生からのご挨拶が入った動画を作りましたので、是非ご覧下さい。
【特集ページURL】
http://www.sinkan.jp/special/care_in_jp/index.html
【YouTube動画URL】
http://jp.youtube.com/watch?v=mvA0n1fctyA
(↑ブログにもお貼りいただけます)
もしお気に召しましたら、ブログにてご紹介頂ければ嬉しいです。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
木内 さま
この度は貴ブログでのご紹介、誠にありがとうございました。
早速拝見させて頂きました。
本書は多くの人に手に取って頂きたい一冊ですので、別記事にてご紹介させて頂きます。
今後とも何卒宜しくお願い致します。
早川ノブ