2008年11月09日
【ツギコレ3 アメリカ人気ビジネス書 : Tribes 】
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本日は、「アメリカの人気ビジネス書で、ツギに日本語に翻訳され、
流行るのはコレ!」という本をご紹介する、通称【ツギコレ】の第3弾です。
本日ご紹介するのは、アメリカではベストセラー『Purple Cow(和訳:紫の牛を売れ!)』
や『The Dip(日本語未訳)』、日本では特に『バイラルマーケティング』や
『パーミッションマーケティング』などで著名なSeth Godinの新著、『Tribes』です。
ベストセラー作家の新著ということで
早速手にとって見ましたが、果たしてその内容やいかに・・・。
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本書は、これからの世界で成功するための必須条件として、「Tribe」において、
わたしたち一人ひとりが「リーダー」となることの重要性を説いた一冊です。
本書の題名である「Tribe」。
直訳すると「一族、部族etc.」となりますが、本書では、社員、顧客、投資家、信者、
読者、愛好者(音楽、料理、「i phone」などの商品etc)など、グループの大小や
分類方法を問わず、共通の目的や嗜好などで繋がった人たちのことを指します。
インターネットが世に広がったことで、地理的、時間的、金銭的制約の壁の多くが
取り払われ、特に個人レベルでは「情報共有」において大きな変化がもたらされました。
近年ではブログやMixiなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など
を通して、個人が情報を発信し、人々の間に共感を生み、その人々がつながり合う
ことで、時に数百人、数千人単位の「Tribe」が無数に生まれるようになりました。
しかし、こうした無数の「Tribe」の多くに、たった一つ、しかし
とても重要なものがこれまで欠けていました。
それは、「リーダー」です。
本書は、この「リーダー」とは資質の問題ではなく、私たち一人ひとりが、
「なるか、ならないか」を決める選択の問題だとしています。
そして、私たちがStatus quo(現状維持)に甘んじた先に待ち受けているリスクや、
「リーダー」となった人たちの成功例を引用しながら、「あなたがリーダーとなること」
を切々と(しつこいくらいに。汗)説いています。
「Tribe」における「リーダー」は会社組織の「長」のようなものではありません。
その役割は「Tribe」をマネージすることではなく、「関心・興味のシェア」と
「コミュニケートする場、機会、手段の提供」です。
つまり、人々が集まる求心力となるような興味・関心を投げかけ、
集まった人々がコミュニケーションできる場をつくり、その人々が
抜けるのも他の人を誘い入れるのも自由な状態を保つ。
それが「Tribe」における「リーダー」の役割です。
本書を読んでいて「リーダー」の例の一つとして思い浮かんだのは、
『出逢いの大学』で有名な千葉智之さんです。
MixiやGREEなどSNSを通してコミュニティ(=「Tribe」)を形成し、さらに
『パワーランチ/ディナー』というリアルな集まりの場を提供(そこに集まり、
そこから広がった人たちもまた「Tribe」)され、千葉智之さんという「リーダー」
の存在はいまや確固としたものになっています。
数百人、数千人でなく、数人程度のグループでも立派な「Tribe」です。
インターネットというLeverage(テコ)の力は誰にも開かれており、
「Tribe」の形成と「あなたがリーダーになること」を容易にしています。
あとは、著者の言う通り、私達一人ひとりが「リーダーになるか、ならないか」
を選択するだけなのです。
本書にはリーダーとして必要な資質や、優秀なリーダーになるための
方法論は書かれていません。
よって、ノウハウ的なものを期待して読むと肩透かしをくらったような
気になりますが、「Tribe」という概念を知り、個人ベースでの活動
(マーケティング、セルフ・ブランディングなど)を考える上で参考となる一冊です。
10月16日に発刊され、現在USアマゾンでは、リーダーシップ部門で4位
(ビジネス総合28位)の本書。内容に冗長気味な部分がある点は
否めないのですが(汗)、日本でも有名なSethが書いているということもあって・・・
ツギに日本語に訳されるのはコレだ!!!
【蛇足】
今週も蛇足です。
前回のツギコレでは、DVDについて書きましたが、今回は本書のカバーに注目。
まずカバー表を見てください。

次にカバー裏を見てください。「TRIBES」の文字が見えるでしょうか?

このカバー裏(Bの字の部分)をズームアップしてみると・・・

人の顔写真が集まって文字を作っているのが見えるでしょうか。
以前紹介したSTRENGTH FINDERの場合はカバーをはずした本の表紙の部分に
5項目の「STRENGTH(自分の強み)」を書き込めるようになっていましたね。
このようにアメリカのビジネス書は本の周りの部分にも
結構工夫をこらしているものがあります。
もちろん本は内容で勝負だと思いますが、こうした工夫によって本トータルで見て
「ユニークさ」を引き立てる工夫をしてみると面白いかも・・・
・・・と、また出版社関係の方に向けて発信してみるテスト(笑)
----------------------------------------------------------------------
【目次】
本書に目次はないため省略。
----------------------------------------------------------------------
【著者紹介】
・SETH GODIN
Seth Godin is the author of then international bestsellers,
including the New York Times bestseller “The Dip”.
His books have been translated into more than twenty-five
languages and include “Permission Marketing”, “Purple Cow”,
and “Meaatball Sundae”.
He is also the founder and CEO of Squidoo.com(a huge and fast-growing tribe)
and the most popular business blogger in he world.
----------------------------------------------------------------------
【関連サイト】
・Seth’s Blog
・Squidoo.com
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わたしたち一人ひとりが「リーダー」となることの重要性を説いた一冊です。
本書の題名である「Tribe」。
直訳すると「一族、部族etc.」となりますが、本書では、社員、顧客、投資家、信者、
読者、愛好者(音楽、料理、「i phone」などの商品etc)など、グループの大小や
分類方法を問わず、共通の目的や嗜好などで繋がった人たちのことを指します。
インターネットが世に広がったことで、地理的、時間的、金銭的制約の壁の多くが
取り払われ、特に個人レベルでは「情報共有」において大きな変化がもたらされました。
近年ではブログやMixiなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など
を通して、個人が情報を発信し、人々の間に共感を生み、その人々がつながり合う
ことで、時に数百人、数千人単位の「Tribe」が無数に生まれるようになりました。
しかし、こうした無数の「Tribe」の多くに、たった一つ、しかし
とても重要なものがこれまで欠けていました。
それは、「リーダー」です。
本書は、この「リーダー」とは資質の問題ではなく、私たち一人ひとりが、
「なるか、ならないか」を決める選択の問題だとしています。
そして、私たちがStatus quo(現状維持)に甘んじた先に待ち受けているリスクや、
「リーダー」となった人たちの成功例を引用しながら、「あなたがリーダーとなること」
を切々と(しつこいくらいに。汗)説いています。
「Tribe」における「リーダー」は会社組織の「長」のようなものではありません。
その役割は「Tribe」をマネージすることではなく、「関心・興味のシェア」と
「コミュニケートする場、機会、手段の提供」です。
つまり、人々が集まる求心力となるような興味・関心を投げかけ、
集まった人々がコミュニケーションできる場をつくり、その人々が
抜けるのも他の人を誘い入れるのも自由な状態を保つ。
それが「Tribe」における「リーダー」の役割です。
本書を読んでいて「リーダー」の例の一つとして思い浮かんだのは、
『出逢いの大学』で有名な千葉智之さんです。
MixiやGREEなどSNSを通してコミュニティ(=「Tribe」)を形成し、さらに
『パワーランチ/ディナー』というリアルな集まりの場を提供(そこに集まり、
そこから広がった人たちもまた「Tribe」)され、千葉智之さんという「リーダー」
の存在はいまや確固としたものになっています。
数百人、数千人でなく、数人程度のグループでも立派な「Tribe」です。
インターネットというLeverage(テコ)の力は誰にも開かれており、
「Tribe」の形成と「あなたがリーダーになること」を容易にしています。
あとは、著者の言う通り、私達一人ひとりが「リーダーになるか、ならないか」
を選択するだけなのです。
本書にはリーダーとして必要な資質や、優秀なリーダーになるための
方法論は書かれていません。
よって、ノウハウ的なものを期待して読むと肩透かしをくらったような
気になりますが、「Tribe」という概念を知り、個人ベースでの活動
(マーケティング、セルフ・ブランディングなど)を考える上で参考となる一冊です。
10月16日に発刊され、現在USアマゾンでは、リーダーシップ部門で4位
(ビジネス総合28位)の本書。内容に冗長気味な部分がある点は
否めないのですが(汗)、日本でも有名なSethが書いているということもあって・・・
ツギに日本語に訳されるのはコレだ!!!
【蛇足】
今週も蛇足です。
前回のツギコレでは、DVDについて書きましたが、今回は本書のカバーに注目。
まずカバー表を見てください。
次にカバー裏を見てください。「TRIBES」の文字が見えるでしょうか?
このカバー裏(Bの字の部分)をズームアップしてみると・・・
人の顔写真が集まって文字を作っているのが見えるでしょうか。
以前紹介したSTRENGTH FINDERの場合はカバーをはずした本の表紙の部分に
5項目の「STRENGTH(自分の強み)」を書き込めるようになっていましたね。
このようにアメリカのビジネス書は本の周りの部分にも
結構工夫をこらしているものがあります。
もちろん本は内容で勝負だと思いますが、こうした工夫によって本トータルで見て
「ユニークさ」を引き立てる工夫をしてみると面白いかも・・・
・・・と、また出版社関係の方に向けて発信してみるテスト(笑)
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【目次】
本書に目次はないため省略。
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【著者紹介】
・SETH GODIN
Seth Godin is the author of then international bestsellers,
including the New York Times bestseller “The Dip”.
His books have been translated into more than twenty-five
languages and include “Permission Marketing”, “Purple Cow”,
and “Meaatball Sundae”.
He is also the founder and CEO of Squidoo.com(a huge and fast-growing tribe)
and the most popular business blogger in he world.
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【関連サイト】
・Seth’s Blog
・Squidoo.com
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書評家としては目次のない本を読むのは痛いですが、目次のない本は普通なことですか?
目次が無いのは「普通ではない」ですよ。
僕もこの本を読み始めるとき、「アレ?アレ?目次どこ?」
と何度も探してしまいましたし(^^;
「Status quoへの反対」というこの本の主旨的に、
既存のフォーマット(まえがき、目次、本文、あとがきなどの一般的な構成)に対しても
抵抗しているだけかと(汗
読み手にとってみれば、微妙ですけど(苦笑