2008年11月28日
【愛と感謝】 君を幸せにする会社
![]() | 君を幸せにする会社 天野 敦之 日本実業出版社 2008-09-11 売り上げランキング : 964 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
来週月曜日配信予定のビジネスブックキャンペーンの書評も書き終わったし、
日本帰国前にやるべき仕事も一通り片付けたし、ようやく書評が書けます(汗
実は、自分のブログの更新はサボって、他のブログでは昨日記事を
書いていたんですけど(´−д−;`)
ちなみにその「他のブログ」とは → Leverage Salon
(どんなブログか、詳しくは直接ご確認ください。ε=ε=(;´Д`))
さて、それでは書評です。
本日ご紹介するのは、日本で一番売れている会計入門書30万部ロングセラー
『会計のことが面白いほどわかる本』の著者としても有名な、天野敦之さんが
送るストーリー形式の経営書、『君を幸せにする会社』です。
本書が教えてくれる経営において最も大切なこと、
それは・・・
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【サマリー 】
本書は、「幸せな仕事」と「利益の追求」、この二つの重要な経営命題を
実現するうえで重要な「ビジネスや企業のあり方」について、
動物を登場人物(登場動物?)とした物語形式で分かりやすく説明したものです。
物語の主人公は、過労で急逝した父親の代わりに、リゾートホテル
「クマの湯ホテル&リゾート」の経営を引き継いだクマ太郎。
大手企業勤務時代に留学先のビジネススクールで学んだ
最新の経営手法を次々と取り入れるも、ほとんど機能しない。
常に資金繰りに追われる日々、
業務が集中して過労で倒れる優秀な社員、
成果主義を導入したことによるノルマ主義、
ノルマ主義を理由に強引となった営業のせいで 失っていく顧客からの信頼、
利益を出すために実施したリストラによって離れていく社員たちの心、
「幸せな仕事」と「利益の追求」、一見矛盾する二つの経営命題の狭間で
葛藤するクマ太郎がたどり着いた真理。
その真理こそが、冒頭でも書いた「本書が教えてくれる最も大切なこと」、
つまり、大切なのは「愛と感謝である」ということです。
「愛と感謝」という言葉だけ聞くと、違和感を感じる方もいるかもしれませんが、
本書を読むと、なぜ、そうしてどうやってその真理にたどり着くのかがわかります。
加えて本書が秀逸なのは、物語自体がヤバイぐらいわかり易すく、読者が
クマ太郎になったような気分で入り込めてしまう点、そして、人間(動物?汗)の
心の機微をとてもリアルに描いている点です。
だからこそ、誰が読んでも著者のメッセージが腹にすっと落ちてくる、
自分の状況に置き換えて受け止めることができてしまいます。
ジャンル分けしてしまうと経営書に入ると思いますが、「働くことの本当の意味」を
考えるキッカケとして、経営者やマネージャークラスの方だけでなく、
多くのビジネスパーソンに読んでもらいたい一冊です。
----------------------------------------------------------------------
【バイブル・ポイント】
■利益はお客様の幸福の対価
・働く目的はお金を稼ぐことだった。自分の時間をつねにお金に換算していた。
だからお客様はお金にしか見えなかったし、仕事も楽しくなかった。
いかに効率よく仕事するかばかりを考えていたし、お金に結びつかない仕事は
避けていた。お金のために仕方なく仕事をしていたのだ。
でもそうじゃないことに気づいた。働くのはお金のためだけじゃない。
人を幸せにするためなんだ。
■人事評価
・どれだけ社長がお客様の幸せを唱えても、ノルマの達成度合いで
人事評価している限り、社員は真剣にお客様の幸せを考えようとはしない。
ノルマの達成度合いでの評価を廃止し、お客様を幸せにした人が
評価されるような評価制度にしよう。
■笑顔の効果
・周りの雰囲気を暗くするのも自分なら、周りを明るくするのも自分。
■経費や作業
・お客様や社員の幸せにつながらないけど、惰性で続けてきた作業が
まだまだあるはずだ。
それらをなくして、お客様と社員の幸せにつながる仕事に時間と労力を
振り向ければ、会社の利益になるだけでなく、社員自身の満足度も高まる。
■幸せと感謝
・クマ太郎は今まで、幸せとは外に求めるものだと思っていた。
だからつねに不満を感じ、より多くを求めようとして、さらに不安になっていった。
しかし幸福は外に求めるものではなく、自分のなかにあった。
幸福の源は身の回りにあふれていて、そこに意識を向け
感謝できるかどうかの違いだけだったのだ。
ただ感謝するようにするだけ。
たったそれだけの変化で、ものの見え方はまったく変わる。
誰かと競ったり、比較したりする発想から自由になり、すべてに二面性が
あると捉えるようになると、すべてをあるがままに受け入れられるようになる。
■経営
・どの部署でどれだけの費用や利益が生み出されているのか、無駄なコストは
発生していないか、価格は適正か、お客様に適切に価値が届いているか、
社員のよさが発揮されているか。
そうした様々なことが、愛と感謝にもとづく価値創造の観点から、適切に
把握できるようになってはじめて、ビジネススクールの手法も機能しはじめる。
・自分が、自分が、というときは、実は自由じゃなかった。
でも競う発想から離れ、すべてに感謝し、愛をもってビジネスを
させていただいていると思うと、大きな力の支援を受けてもっと自由になる。
----------------------------------------------------------------------
【目次】
第一章 苦悩
第二章 気づき
第三章 変化の胎動
第四章 本当に大切なこと
第五章 ビジネスにおける真理
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【著者紹介】
・天野 敦之(あまの あつし)
大学卒業後、コンサルティング・ファーム、証券会社の投資銀行部門での
勤務を経て公認会計士天野敦之事務所を設立。
財務会計の視点から、人の幸せと企業の利益を両立させるためのアドバイスを提供。
多くの企業の業績改善を実現している。
現在は、コンサルティング・ファームに復帰し、従来の競争戦略・分析的アプローチを
超えた、共生・全体的アプローチにもとづくコンサルティングのあり方を模索している。
また、チベットサポート・チャリティセミナーの開催、歌手やヨーガ講師など異業種
とのコラボレーションセミナーの開催など、公認会計士の枠を超えさまざまな分野で
意欲的に活動中。
著書に、日本で一番売れている会計入門書30万部ロングセラー『会計のことが
面白いほどわかる本』(中経出版)、『価値を創造する会計』(PHP研究所)などがある。
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【関連サイト】
『君を幸せにする会社』(天野さん公式ブログ)
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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本書は、「幸せな仕事」と「利益の追求」、この二つの重要な経営命題を
実現するうえで重要な「ビジネスや企業のあり方」について、
動物を登場人物(登場動物?)とした物語形式で分かりやすく説明したものです。
物語の主人公は、過労で急逝した父親の代わりに、リゾートホテル
「クマの湯ホテル&リゾート」の経営を引き継いだクマ太郎。
大手企業勤務時代に留学先のビジネススクールで学んだ
最新の経営手法を次々と取り入れるも、ほとんど機能しない。
常に資金繰りに追われる日々、
業務が集中して過労で倒れる優秀な社員、
成果主義を導入したことによるノルマ主義、
ノルマ主義を理由に強引となった営業のせいで 失っていく顧客からの信頼、
利益を出すために実施したリストラによって離れていく社員たちの心、
「幸せな仕事」と「利益の追求」、一見矛盾する二つの経営命題の狭間で
葛藤するクマ太郎がたどり着いた真理。
その真理こそが、冒頭でも書いた「本書が教えてくれる最も大切なこと」、
つまり、大切なのは「愛と感謝である」ということです。
「愛と感謝」という言葉だけ聞くと、違和感を感じる方もいるかもしれませんが、
本書を読むと、なぜ、そうしてどうやってその真理にたどり着くのかがわかります。
加えて本書が秀逸なのは、物語自体がヤバイぐらいわかり易すく、読者が
クマ太郎になったような気分で入り込めてしまう点、そして、人間(動物?汗)の
心の機微をとてもリアルに描いている点です。
だからこそ、誰が読んでも著者のメッセージが腹にすっと落ちてくる、
自分の状況に置き換えて受け止めることができてしまいます。
ジャンル分けしてしまうと経営書に入ると思いますが、「働くことの本当の意味」を
考えるキッカケとして、経営者やマネージャークラスの方だけでなく、
多くのビジネスパーソンに読んでもらいたい一冊です。
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【バイブル・ポイント】
■利益はお客様の幸福の対価
・働く目的はお金を稼ぐことだった。自分の時間をつねにお金に換算していた。
だからお客様はお金にしか見えなかったし、仕事も楽しくなかった。
いかに効率よく仕事するかばかりを考えていたし、お金に結びつかない仕事は
避けていた。お金のために仕方なく仕事をしていたのだ。
でもそうじゃないことに気づいた。働くのはお金のためだけじゃない。
人を幸せにするためなんだ。
■人事評価
・どれだけ社長がお客様の幸せを唱えても、ノルマの達成度合いで
人事評価している限り、社員は真剣にお客様の幸せを考えようとはしない。
ノルマの達成度合いでの評価を廃止し、お客様を幸せにした人が
評価されるような評価制度にしよう。
■笑顔の効果
・周りの雰囲気を暗くするのも自分なら、周りを明るくするのも自分。
■経費や作業
・お客様や社員の幸せにつながらないけど、惰性で続けてきた作業が
まだまだあるはずだ。
それらをなくして、お客様と社員の幸せにつながる仕事に時間と労力を
振り向ければ、会社の利益になるだけでなく、社員自身の満足度も高まる。
■幸せと感謝
・クマ太郎は今まで、幸せとは外に求めるものだと思っていた。
だからつねに不満を感じ、より多くを求めようとして、さらに不安になっていった。
しかし幸福は外に求めるものではなく、自分のなかにあった。
幸福の源は身の回りにあふれていて、そこに意識を向け
感謝できるかどうかの違いだけだったのだ。
ただ感謝するようにするだけ。
たったそれだけの変化で、ものの見え方はまったく変わる。
誰かと競ったり、比較したりする発想から自由になり、すべてに二面性が
あると捉えるようになると、すべてをあるがままに受け入れられるようになる。
■経営
・どの部署でどれだけの費用や利益が生み出されているのか、無駄なコストは
発生していないか、価格は適正か、お客様に適切に価値が届いているか、
社員のよさが発揮されているか。
そうした様々なことが、愛と感謝にもとづく価値創造の観点から、適切に
把握できるようになってはじめて、ビジネススクールの手法も機能しはじめる。
・自分が、自分が、というときは、実は自由じゃなかった。
でも競う発想から離れ、すべてに感謝し、愛をもってビジネスを
させていただいていると思うと、大きな力の支援を受けてもっと自由になる。
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【目次】
第一章 苦悩
第二章 気づき
第三章 変化の胎動
第四章 本当に大切なこと
第五章 ビジネスにおける真理
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【著者紹介】
・天野 敦之(あまの あつし)
大学卒業後、コンサルティング・ファーム、証券会社の投資銀行部門での
勤務を経て公認会計士天野敦之事務所を設立。
財務会計の視点から、人の幸せと企業の利益を両立させるためのアドバイスを提供。
多くの企業の業績改善を実現している。
現在は、コンサルティング・ファームに復帰し、従来の競争戦略・分析的アプローチを
超えた、共生・全体的アプローチにもとづくコンサルティングのあり方を模索している。
また、チベットサポート・チャリティセミナーの開催、歌手やヨーガ講師など異業種
とのコラボレーションセミナーの開催など、公認会計士の枠を超えさまざまな分野で
意欲的に活動中。
著書に、日本で一番売れている会計入門書30万部ロングセラー『会計のことが
面白いほどわかる本』(中経出版)、『価値を創造する会計』(PHP研究所)などがある。
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【関連サイト】
『君を幸せにする会社』(天野さん公式ブログ)
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![]() | 会社法対応 会計のことが面白いほどわかる本<会計基準の理解編> 天野 敦之 by G-Tools |
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