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【人生成功の秘訣】 人生計画の立て方

人生計画の立て方人生計画の立て方
本多 静六

実業之日本社 2005-07-10
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今日のシカゴの気温はマイナス20度。
突風が吹き荒れ、体感温度でマイナス37度。
「Welcome!温暖化現象!」と叫びたくなるくらいに寒い(((( ;゚д゚)))ガクガクブルブル

1週間記事を更新していませんでしたが、私はいたって元気です(・∀・)つ
ただ、おもいっきり仕事に精を出しています(イヤでも精を出さざるを得ない状況。汗)
どんな時でも余裕でこなせるくらいじゃないとダメなんですけどね(恥)

それでは、以下ご本の紹介記事になります。

本日ご紹介するのは、「蓄財の神様」と呼ばれた著者、本多静六氏が
晩年に著した3部作の一冊 『人生計画の立て方』です。

「蓄財の神様」の言葉の通り、本多静六氏は、苦学の末に東大教授となり、
独自の蓄財投資法と人生哲学の実践によって莫大な財産を築きあげました。

しかし、定年後にはその財産を喜捨し、自身は簡素な暮らしを貫いて勉学と
社会への報恩に尽くして生きた人として広く知られています。

明治、大正、昭和前期の激動の時代に生き、苦難の末にも
自身が理想とする人生を実現した著者が語った、「人生成功の秘訣」とは・・・

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【サマリー 】

本書は、人生計画、つまりは「人生を豊かにするための設計図」を持つことの
重要性を説き、その設計図の作り方はもとより、著者が自身の85年における人生を
通じて築き上げた、「人生哲学」や「処世術」について語った一冊です。

学業、恋愛・結婚、仕事、老後・・・人生の過程において多くの人が通る道。
何人も二度と繰り返すことのできない貴重な人生。

その人生の重みに気づきながらも、(自分も含め。汗)多くの人が、
一生涯を通してみた大局的な視点に欠け、環境に支配されるがまま、
日々流されるままに生きているのが実情ではないでしょうか。

著者いわく、

 「人生計画を立てることなくして、何人も完全な意義ある人生を
  築き上げることは難しい。まことに人生計画こそは、
  人生充実の至福生活をもたらすただ一つの指針である」(序文より) 

つまり、人生成功の秘訣とは、「人生計画を立てること」だと、
さらには、自分の人生に責任を持たない生き方は「人生の自殺行為だ」と
著者は説きます。

来年私は30歳を迎えます。

本書は、この年末に改めて自分の人生計画を考えるべく手に取った一冊でした。
しかし人生計画を立てること以上に、下記『バイブル・ポイント』でもあげた
「処世九則」など、多くの人に愛され敬われた人の生き方を学べる点に
大きな価値があると思います。

 「手っ取り早く成功せんとする人は、また手っ取り早く失敗する人である。
 真の成功には速成もなければ、裏道もない。あせらず、怠らず、長い道を
 辛抱強くすすんでいくよりほかはない」 (第八則より)

こうした言葉の一つ一つは、決して目新しいものではないかもしれません。
しかし、著者が没後50年以上経った今も、本書を通して多くの人に影響を
与え続けているという事実こそが、これらの言葉が伝えることの意味の深さを
表していると言えるのではないでしょうか。

目まぐるしく変化する世に生きるからこそ、人生を大局的に見る視点を得るため、
そして大切なことが何かを見極めるために、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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【バイブル・ポイント】

■処世九則
・第一 : 常に心を快活に持すること
 常に明るい顔、明るい態度がとれるならば、人からも可愛がられ、引き立てられ、
 やがては華々しい成功の基となる。大いに注意すべきことは、遠慮や負け惜しみ、
 極まりがわるいとか、億劫だとがいうことが、心を快活に持ち続ける上に大禁物
 だということ。

・第二 : 専心その業に励むこと
 不成功者はいずれも、いま一息というところで肝心な打ち込み方が足らない。
 何人も一点に集中、一事に沈潜し、専心その業を励むにおいては成功疑いない。

・第三 : 功は人に譲り、責は自ら負うこと
 上長者は決して功を独り占めしてはならない。たとえ自分がすべてを手がけた
 ものでも、できる限りその功は人に譲り、責だけは自ら引き受けるようにしたい。

 勤労の結果をただちに受け取ってしまおうとする人は、少しも貯金をしない
 人と同様に、その日暮らしにつまずきをすると、もうどうにもならないことになる。
 とうてい大成はおぼつかない。

・第四 : 善を称し悪を問わないこと
 我々はつとめて常に人の長所美点を称揚するようにすれば、いたずらに災禍を
 招くことが無いばかりか、人を正し、人を教え、しかも自らの品格をたかめて、
 他からの信望をも厚くするゆえんとなるものである。

・第五 : 本業に妨げなき好機はいやしくも逸しないこと
 あらゆる機会を利用して、ごくおおざっぱでもよいから、各種各様の実際を
 調べておくと、その生きた知識がやがていろいろな仕事に役立つもので、
 本人自身もいよいよ各方面に重宝される存在となって、その活動分野も次第に
 広くなってくるものである。

・第六 : 常に普通収入の四分の一と臨時収入の全部を蓄えること

・第七 : 人から受けた恩は必ず返すこと
 これは人生当然のことで、いまさら言うまでもないことであるが、それが実際には
 あまり行われていない。行われていないからこそ、受けた恩を返すという
 人間当然の行為が、また善行美談として世に称せられているのである。

 大道すたれて仁義あらわるというが、世の中には忘恩の徒が多い。
 恩は恩で返せ。しかも、できる限り早く、そのときどきに行うように勤めるがよい。

・第八 : 人事を尽くして時節を待つこと
 順境のときは積極的に働き、逆境のときは退いてよくこれを忍び、実力を
 貯えつつ、おもむろに悠々時を待つに限ると思われる。

 「時を見る」のと「時を待つ」のが成功の秘訣で、時を見方に引き入れなければ、
 何事も成就するものではない。

 手っ取り早く成功せんとする人は、また手っ取り早く失敗する人である。
 真の成功には速成もなければ、裏道もない。あせらず、怠らず、長い道を
 辛抱強くすすんでいくよりほかはない。

・第九 : 原則として個人間に金銭貸借を行わぬこと
 しっかり腹をきめて、キッパリ断るべきものを断るのが、自分のためであもあり、
 また相手のためでもある。下手な金銭貸借は恐ろしい両刃のやいばで、
 貸す人借りる人の両方を必ず傷つける。

■山登りの教えるところ
・第一 :自分の体力と立場、実力と境遇に応じた最も適当なコースを自分自身
     でもよく研究調査し、またその道の経験家にも相談して選定すること。

・第二 :一度決定したコースは途中で変更しないこと

・第三 : なるべく軽装をし、不用品を持参せぬこと

・第四 :急がず、止まず、怠らぬこと

・第五 :途中を楽しみながら上ること

・第六 :食物は腹八分目にとること

・第七 :無駄道、寄り道をしないこと

・第八 : 時と場合によっては、急がば回れの必要もある

・第九 :近道、裏道をしないこと

■職業の選択
 「職業の道楽化」が完成すれば、もはやその仕事に適不適もなければ、
 利益不利益もない。あとは全く人と職業とが一体化させられて、
 その大成功は求めずとも必ずや向こうからやってくるものである。

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【目次】

・序
・自序
・人生計画の立て方
・人生計画の立て方・進め方
・我等いかに生くべきか
・あとがき
・解説 本田 健

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【著者紹介】

・本田 静六 (ほんだ せいろく)
1866年、埼玉県三箇村河原井に生まれ。
苦学の末、1884年に東京山林学校(といのと東大農学部)に入学。
一度は落第するも猛勉強をし、主席で卒業。
25才で日本とドイツの両大学を卒業、東京帝大助教授となる。

1892年より「一日一頁以上の原稿執筆」と、「月給の四分の一天引貯金」を開始。
植林・造園・産業振興など多方面で活躍するだけでなく、独自の蓄財投資法と
生活哲学を実践して、莫大な財産を築く。

1927年の定年退官を期に、全財産を匿名で寄付。
その後も「人生即努力、努力即幸福」のモットーのもと、戦中戦後を
通じて働学併進の簡素生活を続け、生涯を通して370冊あまりの著作を残した。

1952年(昭和27年)1月、85歳で逝去。

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